地域通貨の基礎知識

「地域通貨」は、相互に助け合う行為を独自の紙券や通帳に記録するなどして、これを「通貨」としてサービスやモノと交換し、循環させるシステムのことをいいます。
「円」などの「国民通貨」とは違った「もうひとつのお金」とも言うべき働きをするもので、「地域コミュニティづくり」の役割を果たすものとして期待されています。

地域通貨に参加すると、自分の「できること」「してほしいこと」を登録しておき、何か助けが必要な人に対して、自分の「できること」でお手伝いをし、自分が助けてほしいときには、誰かに助けを求めることが出来ます。
つまり、地域通貨は、一方通行的にボランティアをして助けるだけではなく、自分も誰かに助けてもらうという、お互いに「助け・助けられる」関係を生み出します。

地域通貨は、助けてもらった相手に対して「ありがとう」の気持ちとして渡すもので、人々の間を循環していくことによって、地域での交流の輪が広がるきっかけとなります。
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