MOVEは、旅をします。
誰かに「ありがとう」を伝えたいとき、MOVEが生まれます。
生まれたMOVEには、
一つひとつ名前があります。
源太だったり、
チョコだったり、
マリアだったり。
そのMOVEちゃんは、
誰かのところへ行き、
また誰かへ贈られ、
ときには村を越えて旅をします。
そしていつか、生まれた人のところへ帰ってくることがあります。
MOVEは、使われるほど減るのではなく、
物語が増えていきます。
1 MOVEは、どれも同じ1 MOVEです。
高いMOVEも、
珍しいMOVEも、
強いMOVEもありません。
でも、一つひとつに名前があります。
名前があるのは、価値に差をつけるためではありません。
そのMOVEが、
誰から生まれ、
誰のところへ行き、
誰と出会い、
どんな旅をしてきたのか。
その物語を、人が感じられるようにするためです。
MOVEちゃんに、レア度・能力・ランキング・価格差はありません。
雪かきを手伝う。
野菜を分ける。
車に乗せる。
壊れたものを直す。
知っていることを教える。
誰かを紹介する。
こうした行為は、地域で暮らす人々の生活を支えています。
では、そのすべてに値段をつければいいのでしょうか。
雪かき30分はいくらなのか。
野菜一袋はいくらなのか。
困っている人に声をかけることはいくらなのか。
お金によって価値を明確にすることはできます。
しかし、価格を決めた瞬間に失われるものもあります。
価値を、価格にしない方法はないだろうか。
そこでMOVEは、価値を「価格」に置き換えるのではなく、人から人へ渡すことで表現することを考えました。
誰かに助けてもらった。
うれしかった。
ありがとうを伝えたい。
その気持ちをMOVEにのせて、相手に渡します。
だからMOVEには、
値段ではなく、
名前と旅があります。
「ありがとう」「応援しているよ」。そんな気持ちと一緒に、新しいMOVEちゃんが生まれ、誰かのところへ旅立ちます。
受け取ったMOVEを、今度は別の誰かへ。MOVEちゃんは、人から人へ旅を続けます。
旅をしてきたMOVEちゃんが、生まれた人のところへ帰ってきます。そのときMOVEは旅を終えます。
🏠 おかえり。
堀江さん
↓ START
橋本さん
↓ CYCLE
北原さん
↓ RETURN
堀江さん
🏠 おかえり。
MOVEでは、いま誰のところにいるのか、どんな人たちと出会ってきたのか、その旅を見ることができます。
大切なのは、何MOVE持っているかだけではありません。
MOVEがどれだけ人から人へ動き、どんな関係をつくったのか。
それがMOVEのもう一つの価値です。
MOVEで大切なのは、
誰から始まり、
何人を経由し、
どんな「ありがとう」をつないで、
どこへ戻ったのか。
ということです。
MOVEが記録しているのは、貨幣の移動ではありません。
人と人との関係の移動です。
MOVEは、貯めるためのものではありません。
人と人との関係が動いていく様子を、見つけるためのものです。
MOVEは、お金の代わりをつくるためのものではありません。
お金とMOVEは、目的が違うものです。
お金では表しにくい、人と人との間の「ありがとう」を動かすための仕組みです。
MOVEは、地域通貨なのでしょうか。
ポイントなのでしょうか。
それとも、
人と人との関係が地域の中をどう巡っているのかを見るための、新しい仕組みなのでしょうか。
MOVEが目指しているのは、「ありがとう」を貯める社会ではありません。
誰かから受け取った「ありがとう」が、また別の誰かへ動いていく。
その小さな循環が重なって、地域の中に新しい関係が生まれていくことです。
MOVEには、地域、集落、商店街、学校、会社、NPOなど、さまざまな「村」をつくることができます。
村によって、MOVEの呼び名が変わることもあります。
でも、MOVEちゃんは、生まれた村を覚えたまま、村を越えて旅することができます。
一つのプラットフォーム。
たくさんの村。
そして、村を越えて旅するMOVE。
ありがとうが動けば、地域が動く。
MOVEは、「ありがとう」を集める仕組みではありません。
「ありがとう」が、人から人へ動いていく仕組みです。
一つのMOVEから、一つの小さな旅が始まります。
Let's Move, Good Community.